美学校「絵と美と画と術」第10期 修了展「余白」

美学校「絵と美と画と術」第10期 修了展「余白」

2019年 5月16日(木)〜5月 19日(日)に美学校「絵と美と画と術」第10期 修了展「余白」に参加しました。

 於 dragged out studio

レバーとキャスター付きのついた台にディスプレイとカメラをのせ、目の前の3枚の絵にカメラを向けると、それがARタグとして機能し、それぞれの絵から3Dで作られた世界が表示されるというものです。人間が絵を見たとき、目の前にある絵そのものを認識する以上に、その絵に表されているコンテクストが見る人の記憶や経験に基づいて、映像として、音として、文章として脳内で再生される。という絵画の機能を増幅したくこの作品を作りました。

・statement

脳は様々な記憶が息づく聖堂であります。そこには定着する前の曖昧なイメージや情報が不定形な伽藍を形作っていて、司祭であるあなたがなにか印象を目差せば、そこに様々な色や形の裂け目が立ち現れるでしょう

←こちらのディスプレイのレバーをつかみ、カメラを前方の3つの絵↓にフォーカスしながら前後左右に動かすと内部の絵を視線を変えてみることができます。また机上のピラミッド↑を上下にひっくり返すことで絵を回転させることができます。※周りのお客さんや作品に注意しながらご覧ください。

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